僕はどうしても田園をたぞのと読みたい

朝、テレビを付けたらグロい映像が流れてて、最初はうわって思ったんだけど、だんだん綺麗に見えてきたから結局最後まで見ちゃった。

 

で、そのまま天気予報見てたら急に「さっきの凄い気持ち悪かった!!」って気づいてしまって、変な叫び声をあげながらパジャマのまま外に出たら小学生たちが集団登校してた。

 

小学生たちが一斉に僕の方を見てくるの正直さっきの動画よりグロい感じする。もう僕は君たちの目しか認識できません。住宅街に大量の目が浮かんでら……

 

右下の方に浮かんでる2つの目の下に口が浮かび上がり、それがはっきりと「今日の朝、妖精を見ましたか」と発した。僕が元気よく「はい!!!」と返事をすると左上の方にも口が浮かび、そっちはただ、ひたすら笑っている。

僕に今できる事は、こいつらの顔のパーツが動くように行動して、顔を完成させる事だけだ。ふざけんな……こっちは詐欺サイトに顔写真無断で使われてたんだぞ……

 

僕が「早く学校に行けーーー!!!」と叫ぶと、木に留まっていたカラスたちが一目散に逃げていった。子供たちは動かなかったが、顔は元通りになっていた。

 

1番背の低い子(さっき右下の方に浮かんでいた目の持ち主でしょう)は「佐々木さんも」と呟き、そのまま学校とは逆方向へと歩き出した。他の子たちはそれを無視して学校に向かっていた。春が来た。

プルコギ村の村長、百々目鬼 桃子

夢の中で知らないおじさんが「棒が突き刺さったカブのモノマネやります」と絶叫した後に踊ってました。

 

 

 

さっき飼い猫がはっきりと「デロリアン」って言った。

 

で、なんかおかしいと思ってよく考えたら、僕にペットはいませんでした…………僕の人生こんなのばっか…………

 

 

 

沼津「卵焼きは焼き卵だと思うんです」

 

儚胃「確かに、茹で卵だって卵茹でじゃないし」

 

凪山「よく考えたら目玉焼きも卵焼きだよ、おかしいよ」

 

佐々木「卵料理のどこかがバグってる可能性があるな……というわけで、僕が考えたリモコンの絵描き歌を聴いてください!!」

 

窓から入ってきた仙人「木彫りの熊のWikipediaに画像が提供されているよ」

 

一同「!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

佐々木「大変な事になった」

 

凪山「わ、本当に木彫りの熊の画像が出てきた」

 

儚胃「木彫りの熊は熊の木彫りなのかな」

 

沼津「うん。」

 

 

 

これは幽霊猫電気u_uの作戦会議の様子である。

この後、沼津は仙人に巨大な風船にくくりつけられて、飛んでいったよ…………その様子を見た幽霊猫電気u_uのメンバーたちが流した涙はとても綺麗だったよ…………

 

幽霊猫電気u_uって本当は音楽ユニットじゃなくて、UMAの集団らしい!!UMAの集団を結成したUMAが木彫りの熊を作りながら時々よくわかんない歌を歌ってる。これはつまり僕のことなんだけど、君が何も言わずに僕の方を見てただ立ち竦んでいるから僕は思わず「貯金しなきゃ!」と言ってしまった。どう思いますか?どう思いますか?どう思いますか?どう思いますか?どう思いますか?どう思いますか?どう思いますか?……………………

 

手紙書いたけど送る相手がいないから破り捨ててみた。破り捨てた手紙を床から拾って食べてみた。紙の味がした。言葉って読んでる時と違って無味なんですね知りませんでした。

 

小学校で「消しゴム食べられる奴かっこいい」みたいな流れになった事がある。丸齧りするのは消化不良を起こしそうで怖かったから消しゴムを勢いよく机に擦り付けて出てきた消しカスを食べた。僕の消しゴムはリンゴの香り付きだったんだけど、消しカスは何の味もしなかった。つまり言葉はリンゴの香り付きの消しゴムという事だ。君たちは今リンゴの香り付きの消しゴムを読んでいます。このブログはさよなら宇宙電波クラブじゃなくて、リンゴの香り付きの消しゴムです。今までありがとうございました。

知らない場所で君が完全にいなくなっちゃった

さっき河川敷のゆるやかな坂の辺りで立ってたら小学生が走って僕のことを追い抜いたあと、僕に向かって

 

 


「ヒガイモーソー?ってやつ、やめなよ!!!!!」

 

 


と叫んできたんだけど、僕はこの景色自体が妄想だってことに気づいてるんだぜ!!!僕の勝ちということで!!!でも妄想に勝ち負けはないらしいし、ここは河川敷じゃなくて寝室だし、なんか頭痛くなってきた、もうダメかも…………

 


僕は幽霊猫電気u_uという団体(最近はもっぱら椅子をぶっ壊したり椅子に貯金させたりしていますが、音楽を作る団体です)のメンバーで、僕の他に2人と1個(ぬいぐるみ)メンバーがいて4人組なんだけど、これ本当は嘘で100人組らしい。

 

 


僕は元々「夏休みの駅前の素敵な感じをもう一度の会」の会長で、2015年にメンバーたちと


「2020年の夏は蝉の鳴き声を聞いた後、公園に集まって「夢、見ちゃいますか!」と叫び、オレンジジュースを一気飲みしようね」


と決めていたのですが、2016年の冬に僕以外のメンバーが皆「やってられるか!」と、それは物凄く、見たことないくらいに物凄く突然キレて何処かに行ってしまいました。


それから暫く1人で寂しく彷徨っていたのですが、そこで偶然見つけた2人と1個(ぬいぐるみ)が現在表に出ている幽霊猫電気u_uのメンバーというわけであります……(90人と6個(だし巻き卵)のことは気にしないでください……)

 

 


予想だけど、僕は24歳の誕生日に酒に酔った勢いでミラーボールを5個買ってしまう。

 

 


ブログの説明にも書いてある通り、僕は小2の時にアサガオを育てたら変なキノコが生えてきて、それから5年くらいキノコ図鑑ばっかり読んでたんだけど、だんだん毒植物とか食虫植物の方が良いなと思うようになってしまって、今ではベニテングタケツキヨタケカエンタケくらいしか名前思い出せない。最近はハエトリグサに佐藤という名前を付けて大切に育てたい。

 

 


フードコートの椅子を引きずる音が僕の1番古い記憶だ。2番目に古い記憶は左目についたバッタを取ってもらう夢。

生まれても分かりませんでした

佐々木虚像「気づいていないと思うけど、君は昨日、蟻を踏んづけたよ。僕は下を向いて歩く癖があるから、君の隣を歩いていると君が何を踏んだかすぐに分かるのです。君が僕の脳内を覗いた時どんな顔するか予想したいのに、君の顔が思い出せないの。」

 

司会者「なるほど。そうなんですね。」

 

佐々木虚像「助けて。僕の名前を検索したら僕が出てくる。」

 

 

 

2033年7月6日。佐々木虚像27歳の誕生日。

 

 

 

僕は心霊番組に「お化け代表」として呼ばれていた。

 

最新技術を駆使したんだろうな……といったクオリティのVTR(内容は手足が生えたニンジンと子供が喧嘩するだけでした!)が終わり、司会者に「お化け目線で、どうですか?」と聞かれたので僕は「見てなかったので分かりませんでした!」と大きな声で答えた。司会者は猫耳カチューシャを取り出して僕の頭に付けた後、レモン汁を目薬のように点しながら「パブリック」と呟いて、そのまま眠ってしまった。

 

クマの着ぐるみが隣にやってきて「お前は明日死ぬ!」と言ってきたのが不愉快だったので、僕はポケットに入っていたマジックナイフを自分の左手に勢いよく突き立てると僕の左手に穴が開き、それと同時に大音量で変な音楽が流れ始めた。マジックナイフが何者かによって本物のナイフにすり替えられていたのだ。

 

不思議な事に血は一滴も出ていない。クマの着ぐるみが不思議そうに穴を覗いていて、それも不愉快だったので「直接見ろや!!!」と着ぐるみの頭を奪い取った。

 

 

 

中から僕が出てきた。

 

 

 

僕が「あっ、どうも」みたいな事を言いながら会釈をしていて不愉快だ。帰りたい。帰ろう。

 

「これじゃ放送できないよ」と慌てているテレビ局の関係者たちに「もう良いです。帰ります。代わりはもう1人の僕がやってくれるだろう」とだけ伝えて外に出ると雪が降っていたので、僕は雪だるまを作ろうと思った。

 

1時間くらいかけてやっと雪だるまが完成した。大きくて元気そうな雪だるまだ。せっかくなので顔も付けてあげた。ビー玉(宝物だから持ち歩いているんです!)で作った目がキラキラと輝いていて可愛らしい。

 

近くに落ちていたちょうど良いサイズの石を手に取って雪だるまに思い切り投げつけたら、雪だるまの顔が砕けてただの雪になってしまった。

 

僕の右手の穴からは青い水が出てきて、後ろから「お前を許さない」と声が聞こえたので、僕は猫耳カチューシャを外した。

君の人生のキリ番ゲット!!

なんでも良いからSSR欲しくて全く興味ないソシャゲ始めそうになった。

 

 


竹田くんの作文

 

近所で猫(にそっくりなおじいさんたち)が集会を開いていたので参加したら「シャーーーッ」と叫ばれ、追い出されてしまいました。

 

僕はそれが本当に悲しかったので赤いペンで「脆弱」と書いてあるコピー用紙を自転車のカゴに貼り付けて町中を走り回りました。

 

それで気づいたら朝の7時半になってたから家に戻ったら家族が誰もいなくて、仙人が「今を逃しちゃフィーバータイムは訪れない」と言いながらバスタオル食べてました。

 

その様子をしばらく眺めてたんだけど、だんだん腹が立ってきたので仙人からバスタオルを奪って「キリ番ゲット!!」って言ってやりました。

 

そしたら仙人が追いかけてきたので自転車で走って逃げました。

 

で、5分くらい経って「そういえば僕自転車乗れない!!」って気づいた瞬間、思いっきり転んでしまいました。僕はその時、右膝にできた擦過傷と友達になろうと思いました。

 

ここで目が覚めました。これは全て夢でした。

 

ベッドから起き上がったらフローリングの隙間からメリメリと音を鳴らしながら巨大なタコが出てきました。

 

床が割れました。

 

僕は「弁償しろ!!」って言いました。

 

タコは「無理だ」って言いました。

 

業者を呼びました。

 

タコが死んで、おじいちゃんが生き返りました。

 

床が直ったので寝ました。

 

 


竹田くんは次の日、猫(にそっくりなおじいさんたち)の集会にもう一度参加したそうです。

 

その時頂いたありがたいお言葉がコチラ!!!!

 

 

 

 

 

 

 


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
紙の上にリンゴが置いてあると
何故かリアルな絵に見えるのは
君たちが進化したからにゃ!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

漫才「腕を増やそう」

☆はじめに☆

これは僕「佐々木虚像」と羊のぬいぐるみ「沼津幸代」の2人による漫才コンビ「エクレア食べるよ竹田くん」のネタ「腕を増やそう」の文字起こしです。狭い部屋で僕が隣にぬいぐるみを置いて1人2役で大騒ぎしている様子を想像しながら読んでくれたら嬉しいです。

 

 


佐々木「どうもー、エクレア食べるよ竹田くんです!!よろしくお願いします」

 

沼津「よろしくお願いします」

 

佐々木「僕、増やしちゃったんですよ、アレ」

 

沼津「おっ、黒歴史をですか?」

 

佐々木「えー……発表させてください」

 

沼津「何を?黒歴史ランキングを?」

 

佐々木「この度、わたくし佐々木虚像は……腕を増やしちゃいました!!!!」

 

沼津「……」

 

佐々木「……?」

 

沼津「増えてないじゃん」

 

佐々木「イマジナリー腕ですよ」

 

沼津「きもちわるっ」

 

佐々木「でも触ると確かにあるんですよ、ほら」

 

(沼津にイマジナリー腕を触らせる。ぬいぐるみなので佐々木に動かされている)

 

沼津「うわっ本当だ。もうイマジナリーじゃないよ。透明腕だよ」

 

佐々木「この腕を使ってアイドルになろうと思ってるんです。」

 

沼津「は?」

 

佐々木「今までいなかったでしょう、透明な腕が生えてるアイドルって。だからなろうと思うんです」

 

沼津「???」

 

佐々木「まあ見ててください、アイドルなっちゃうんで」

 

沼津「そんな軽いノリでなっちゃダメだろ」

 

佐々木「ピャーーー!!」

 

沼津「は?」

 

佐々木「アイドルなれました」

 

沼津「今ので???」

 

佐々木「はい」

 

沼津「本当に返事はいだけで良いのかこれ」

 

佐々木「はい」

 

沼津「説明不足じゃない?」

 

佐々木「はい 沼津が説明してください」

 

沼津「え?」

 

佐々木「沼津が、説明してください。はい」

 

沼津「私が説明しなきゃいけないの?」

 

佐々木「沼津が説明しなさいにょろ〜ん

 

沼津「そんなキモい言い方しないでよ」

 

佐々木「ピャーーー!!」

 

沼津「うわっ」

 

佐々木「アイドルやめました」

 

沼津「今ので???」

 

佐々木「はい」

 

沼津「本当に返事はいだけで良いのかこれ」

 

佐々木「はい」

 

沼津「説明不足じゃない?」

 

佐々木「はい」

 

沼津「って、これ、デジャヴか?もういいよ」

 

佐々木「どうも、ありがとうございましたー」

 

沼津「良くない良くない」

 

佐々木「良いっつってんだろ」

 

沼津「え?」

 

佐々木「お前はぬいぐるみだ。自我はない。良いな。」

 

沼津「?」

 

(沼津を棚の上に置く)

 

佐々木「…………」


佐々木「……」

 

 

 

 

 

 


佐々木「???」

漫才「お婆ちゃんをエアコンにしたい」

☆はじめに☆

これは僕「佐々木虚像」と羊のぬいぐるみ「沼津幸代」の2人による漫才コンビ「エクレア食べるよ竹田くん」の代表ネタ「お婆ちゃんをエアコンにしたい」の文字起こしです。狭い部屋で僕が隣にぬいぐるみを置いて1人2役で大騒ぎしている様子を想像しながら読んでくれたら嬉しいです。

 

 


佐々木「どうもー、エクレア食べるよ竹田くんです!!よろしくお願いします」

 

沼津「よろしくお願いします」

 

佐々木「お婆ちゃんを、エアコンにしたいンゴねぇ!!!!!」

 

沼津「うわっ、急にインターネットのノリにならないでくださいよ。大声だし。びっくりした。」

 

佐々木「どうですか?」

 

沼津「どうも何もないですよ。できるんですか?そもそも」

 

佐々木「それが……できちゃうわけですよ。2023年。世はまさに大AI時代!!!!なんです!!」

 

沼津「AIあんまり関係ないんじゃないかな」

 

佐々木「沼津には特別に見せてあげようねぇ!!沼津は僕の友達だからねぇ!!お婆ちゃんをエアコンにする瞬間を!!」

 

沼津「えっ、良いの?ほんとに?」

 

佐々木「ちょっと待っててね〜」

 

沼津「わかりました」

 

(ここで佐々木が部屋から出る)

 

佐々木「ちょっと待っててね〜〜今お婆ちゃんをエアコンにするからね〜〜」

 

沼津「待ちますよ」

 

佐々木「ちょっと待っててね〜〜今お婆ちゃんの1/4がエアコンになってきたからね〜〜」

 

沼津「早くない?」

 

佐々木「完全にエアコンになったよ〜〜ちょっと待っててね〜〜」

 

沼津「完全にエアコンになったなら見せてよ。何を待たなきゃいけないの」

 

佐々木「待っててね〜〜」

 

沼津「わかったから!!」

 

佐々木「待っててね〜〜お婆ちゃん、エアコンになったからね〜〜」

 

沼津「いい加減にしてくれよ!!もうお婆ちゃんどうでもいいから戻ってきてよ!!」

 

佐々木「こっち来ないでね〜〜、待っててね〜〜、本当に来ないでね〜〜」

 

沼津「鶴の恩返しやってる?」

 

佐々木「来ないでね〜〜」

 

沼津「私が行かなきゃ終わらないやつじゃない?」

 

佐々木「待っててね〜〜」

 

(ここで沼津も部屋の外へ。ぬいぐるみなので佐々木に運ばれている)

 

沼津「ワーーーーーッ」

 

(慌てて部屋に戻ってきた沼津をずぶ濡れになった佐々木が追いかける。ここでも沼津は佐々木に運ばれている)

 

佐々木「…………」

 

(テーブルの上に置いてあったスマホを手に取り、Twitterを開いている)

 

佐々木「…………」

 

佐々木「…………」