漫才「お婆ちゃんをエアコンにしたい」

☆はじめに☆

これは僕「佐々木虚像」と羊のぬいぐるみ「沼津幸代」の2人による漫才コンビ「エクレア食べるよ竹田くん」の代表ネタ「お婆ちゃんをエアコンにしたい」の文字起こしです。狭い部屋で僕が隣にぬいぐるみを置いて1人2役で大騒ぎしている様子を想像しながら読んでくれたら嬉しいです。

 

 


佐々木「どうもー、エクレア食べるよ竹田くんです!!よろしくお願いします」

 

沼津「よろしくお願いします」

 

佐々木「お婆ちゃんを、エアコンにしたいンゴねぇ!!!!!」

 

沼津「うわっ、急にインターネットのノリにならないでくださいよ。大声だし。びっくりした。」

 

佐々木「どうですか?」

 

沼津「どうも何もないですよ。できるんですか?そもそも」

 

佐々木「それが……できちゃうわけですよ。2023年。世はまさに大AI時代!!!!なんです!!」

 

沼津「AIあんまり関係ないんじゃないかな」

 

佐々木「沼津には特別に見せてあげようねぇ!!沼津は僕の友達だからねぇ!!お婆ちゃんをエアコンにする瞬間を!!」

 

沼津「えっ、良いの?ほんとに?」

 

佐々木「ちょっと待っててね〜」

 

沼津「わかりました」

 

(ここで佐々木が部屋から出る)

 

佐々木「ちょっと待っててね〜〜今お婆ちゃんをエアコンにするからね〜〜」

 

沼津「待ちますよ」

 

佐々木「ちょっと待っててね〜〜今お婆ちゃんの1/4がエアコンになってきたからね〜〜」

 

沼津「早くない?」

 

佐々木「完全にエアコンになったよ〜〜ちょっと待っててね〜〜」

 

沼津「完全にエアコンになったなら見せてよ。何を待たなきゃいけないの」

 

佐々木「待っててね〜〜」

 

沼津「わかったから!!」

 

佐々木「待っててね〜〜お婆ちゃん、エアコンになったからね〜〜」

 

沼津「いい加減にしてくれよ!!もうお婆ちゃんどうでもいいから戻ってきてよ!!」

 

佐々木「こっち来ないでね〜〜、待っててね〜〜、本当に来ないでね〜〜」

 

沼津「鶴の恩返しやってる?」

 

佐々木「来ないでね〜〜」

 

沼津「私が行かなきゃ終わらないやつじゃない?」

 

佐々木「待っててね〜〜」

 

(ここで沼津も部屋の外へ。ぬいぐるみなので佐々木に運ばれている)

 

沼津「ワーーーーーッ」

 

(慌てて部屋に戻ってきた沼津をずぶ濡れになった佐々木が追いかける。ここでも沼津は佐々木に運ばれている)

 

佐々木「…………」

 

(テーブルの上に置いてあったスマホを手に取り、Twitterを開いている)

 

佐々木「…………」

 

佐々木「…………」